REVOLT e.p.

VALSHE REVOLT e.p.歌詞
1.REVOLT

作詞:VALSHE/minato
作曲:minato

交錯する足音が 重なれば目線の先を撃て
瞬く間に剥がれていく

興味なんてない顔で 笑みの隙間に錆がチラつく
食らいついて 上等のmake a getaway

気まぐれなエゴのrail足掻いて 掬われた群 横目に
流されるだけならall over 覚悟と野心を手に隠して

挑戦的な本脳で動け 確信を持って迷わず進め
時に誰かの背を追う事が苦しくても
選択出来る程の可能性 その先にある希望の破片を
踏み付けて痛み知れたら 望む場所にstartを飾れ

急に立ち上がる事で 頭を抱えて目眩起こす
指先まで浸かる前にgo away

明滅する世界に潜む 弱さを隠して振舞う
麻痺した感覚に強く 撃ち付けて裂いた
サイレンを鳴らせ

Making your doubt a word “Rise in Revolt!”
This is a truly life “Rise in Revolt!”
Breaking your painful one “Rise in Revolt!”
There is a chance only once “Rise in Revolt!”

挑発的な奴らに怯むな 変わることない野望を貫け
閉じかけたバルブを全開にして飛び出そう
挑む事で負う無数の傷は 証にして焼き付けて行くから
続きはこの目で見させて 望む場所にstartを飾れ

欲張って行こう いつか見せる答えが
誇れるものであるように


2.Collar

作詞:VALSHE/minato
作曲:minato

小さな路地に捨てられていた
名も無い君に首輪を付けた
他の誰かに奪われぬように
僕だけの君にして
切って繫いだ記憶
忘れたくない想いを消して
せめて離れる前に
愛した証(ホシ)を君に刻ませて
抱きしめて震わせて 飼い馴らして
愛しても苦しめて 哀しい顏させた
手放してあげるから もう涙流さないで
「君を愛してる」

「怯えるだけの、幼いだけの、
何も知らない子供に見えた?
君の言葉は不器用だけど
許された気がするよ」
飢えて痺れた心は
与えるだけじゃ空っぽのまま
声が遠くなる程
愛した証(ホシ)は今も鮮やかで
理由も無く触れるなら 蝕むだけ
矛盾には背を向けて
解らないフリしてた
最後なんて思わせない
いつもの様な言葉でいい
短く満たして

傷つけて慰めて 「泣かないで」と
想うのに願えない バカみたいな弱さも
抱きしめて震わせて 飼い慣らして
愛してる だからこそ離れる事決めた
手放してあげるから もう涙流さないで
「君を愛してた」


3.Paradise Cage

作詞:minato
作曲:doriko

「何処に居るの?」と 探しながら醒めた夢
窓の端だけオレンジに染まっていく
手を伸ばしたら届く場所に在るようで
何処にも無いと気付いた ひとりの朝に
誰もいない楽園(ばしょ)で 夢を見たいクセに
もう孤独に耐えられないよ
シアワセなリグレット どんな嘘を信じても
求めては裏切って また傷を舐め合うの
抱きしめても零れてく欺瞞の味を知った
悲しみも絶望も君の胸で涙に変わって
小さな誤解はもうきっとぼやけて見えない

固く閉ざした暗く狭い檻の中
握る希望も 解らない事だらけで
紙に描いた星 紅く塗りつぶして「愛」と決めた
それで良かった

悪戯な笑みをそっと 浮かべて近づいても
眼差しが優しくて少しだけ戸惑った
モノクロな部屋の隅に 微かな色(いろ)がついて
「サヨナラ」と言えるまで
時計の針を止めて寄り添う
消せない光が もう明日を照らしているのに

奪っていけば 空っぽになるはずだと
解ってても止められずまた貪る夢
いつか君が背を向けて震えた夜
そう きっとあの日から手放(てばな)せない
大切なモノから 壊れていくのなら
シアワセなリグレット どんな嘘を信じても
求めては裏切ってまた傷を舐め合うの
抱きしめても零れてく欺瞞の味を知った
悲しみも絶望も君の胸で涙に変わって
明日は要らない もうずっとこのままで居たいよ


4.ハルノハテ

作詞:minato
作曲:minato

窓の外 淡い空 暖かさに負けて
微睡みそうになってる 穏やかな午後に

「どうしたの?」そんな声に 寝返りを打つけど
誰かいるはずなんて無いこと解ってる

泣けてくる程に 何もないけど
泣けてくる程 あの時間が愛しい

ここは春の果て 戻らない時の果て
誰かのどこか遠く遠い日を 思い出す
留まり続ける過去を

花が散り 青い芽が 顔を覗かせてた
正確に流れてく 時代を眺めて

忘れたい程に 痛かったけど
忘れたい程 きっと幸せだった

ここは春の果て 戻らない時の果て
誰かが傍で笑う遠い日々 抱きしめて

違う後悔が 違った糧になり
いつかは交わる様に未来へ進んでく

ここは春の果て 戻らない時の果て
誰かのどこか遠く遠い日を 思い出す
留まる事無い時を